シリンジ法での精子提供方法とシリンジの使い方

シリンジ法での精子提供方法とシリンジの使い方

こんにちは、精子提供ボランティア　輝です！

精子提供のご相談を受ける中で、シリンジでの提供方法が分からない、シリンジの使い方がわからないという依頼者様が多かったことを受けて、

シリンジの使い方や提供方法についての詳細を記事でまとめてみました！

シリンジ法での精子提供をご希望の方は一度お読み頂ければ幸いですm(__)m

シリンジ法とは？

女性自身が精液の注入を行うセルフシリンジという方法となります。
スポイト法・膣内注入法・自己AIHとも言います。
妊娠確率につきましては、タイミング法よりも低いと言われていますが、
タイミング法や人工授精と比べると身体・心理的に負担が少ない手法となります。

シリンジ法のメリット

・性行為をせずに妊娠することが可能
・人工授精に比べて、身体的に心理的にも負担が少なくて済む
・第三者からの精子提供による受精方法の中で最も手軽な方法である
・人口受精AIDに比べて費用が安い。(人工授精は数万円の費用が掛かる上に治療出来る病院が限られている)

シリンジ法のデメリット

・注入器をご自身で注入するため、衛生面などに気を付けないと子宮内膜炎や卵管炎になってしまうリスクがある。
・注入器の取り扱いに注意しなければならない。(自分で子宮を傷つけてしまったり、注入の方法を間違うと妊娠確率が著しく低下する)

※人工受精などをご希望の場合には、病院指定の容器に精子を入れ手渡しすることも可能です。精子採取後、3-4時間の内に人工授精を行うのが理想的だと言われています。

色々調べたところそれぞれの方法の妊娠確率ですが、
タイミング法では30%前後、人工授精で20%前後、シリンジ法で10%前後となるようです。

また、排卵周期の計測や不妊治療など併用することによって妊娠確率を高めることが可能です。
妊娠を真剣に考えているのであれば、私の精子提供を受けると同時に、産婦人科に掛かり妊娠するための適切なアドバイスや基礎体温の計測などを行うことをお勧めします。

シリンジ法での提供方法

輝からの精子提供でシリンジ法をご希望される場合には、妊活用の専用シリンジの使用を推奨いたします。

ご用意出来ない場合に関しましては、こちらでご用意致しますので1,000円ほどご負担をお願いしております。

シリンジ法で準備すべきもの

・精液を採取する容器
(こちらはわたしの方でも用意させて頂きますが、ご依頼者様にてご用意して頂くことも可能です。その際には、密閉性があり、射精時に精液を受け止めやすい形状の容器にてお願い致します。)
・シリンジ
・カテーテル

精子提供場所、精子の受け渡しについて

基本的にはご依頼者様のご希望に沿う形での提供を行っております。

喫茶店や飲食店、車内、などでお渡しすることも可能です。

費用はご負担頂くことになりますが、妊娠率を上げられる環境として、

採精後に新鮮な精子を注入して安静に出来るようなシティホテル、カプセルホテル、ラブホテルなどを推奨しています。

シリンジ法で妊娠確率を上げるために

・基礎体温の計測などを行い適切な排卵日を予測しましょう。必要に応じて産婦人科にも相談しましょう。
・採精後、精子が液状化する10分を目安にシリンジで吸って下さい。
・採精後の精液はひと肌(31-33度前後)で温めながら運んで下さい。
・採精後は、3時間以内(できれば1時間以内)に膣へ注入するようにして下さい。
・注入後は、横になり、骨盤を高くして30分ほど安静にして下さい。
・注入前にマスターベーションなどにて身体を高めておきましょう。