『愛し合う』ことの難しさ。
恋愛とは、価値観や考え方が違うもの同士が『付き合う』という契約のもと、
様々なルールを定めて、癒し・安心・快楽・共感などの報酬を求めて、永久的に継続していくものだと思います。
その契約の進む先は、お付き合いに始まり、
結婚・出産・育児・教育~子供が成人~老後の生活~人生が終わる瞬間までという謂わば、人生をかけた契約です。
この長期に渡る契約期間の中で生じたトラブルや問題はすべて、
価値観も育った環境の違う二人ですべて乗り越えていかなければなりません。
壁を乗り越えるためには、二人とも『愛』がなくては乗り越えることは出来ません。
愛とはなにか?
孔子は愛のことを次のように述べている
『仁人は身を殺して以て仁を成すことあり』(愛に生きるならば生命をささげる覚悟が必要だ)
つまり自己犠牲することによって愛がなるという。
一人だけ自己犠牲出来るほどの愛を持っているのではダメで、二人、お互いに自己犠牲が出来る愛を育むこと。
お互いが自己犠牲できるほどに想い合うこと。
そうでなければ、結婚なんて出来ませんし、結婚生活から育児、老後とパートナーと一緒にいることなど出来ないと思います。
『二人で愛を育む』
この難しさは計り知れないと私は思います。
自分が死んでも相手には幸せになって欲しいと自己犠牲が出来るほどに相手を愛せても、相手はそうではありません。
逆に、誰かにあなたのために死ねる。と自己犠牲が出来るほど愛されていたとしても、自分はそうでなかったりすると思います。
愛し愛され、相思相愛となれる出会いが起こる確率なんて本当に低いです。
まさに運命的な出会いといってもいいと思います。
この運命的な出会いは、万人に起こるものではありませんし、
運命的な出会いが出来た方々が特別です。
本当に愛していたひとに、愛してもらえず傷ついたり、
歪んだ愛を受け取ってしまっていたり。求めていないひとから異常に愛されてしまったり、
『愛し合う』ということがどんなに難しいことでしょうか。
愛し合わなければ、結婚が出来ない。
結婚が出来なければ子供を産めない。
女性が子供を望んだ場合、達成しなければならないハードルが非常に高いと思いませんか。
パートナーを作らずに子供を生み育てるという決断をした場合、
子供を産むために必要なことは、『経済的に自立していること』だけです。
長期間的なお付き合いや情熱的な恋愛をして深く傷ついた女性。
恋人は裏切るけれど、仕事は裏切らない。と恋とは無縁で一生懸命に仕事に打ち込んできた女性。
そのような『愛し合う』ということの難しさを知った上で、
シングルマザーになろうという決断をした女性を、私は応援しています。
卵子凍結について
上記のように、子供は欲しいけれど、シングルマザーになる決心がつかなくてこの記事を読んでいる方もいるかと思います。
女性が妊娠・出産出来る期間は、無情にも限られてしまっております。
もしもこの記事をご覧になっている貴女が35歳以上で本当に子供を望んでおり、
運命の人に出会うまで待ちたい。とお考えであれば、すぐに卵子凍結をすべきだと私は考えます。
妊娠は35歳までが妊娠確率、正常妊娠確率ともに申し分なく一つの目安とされております。
卵子はほとんどの医院で40歳まで採取可能で、45歳まで保存してもらえます。出来る限り若いうちの卵子を多く保存しておくことで、
もしも近い将来運命的な出会いをし、子供を望んだときに卵子凍結を行っていれば、30代の若いうちの健康な卵子で妊娠することが可能です。
また、卵子を保存しておけば、もしも40代になって運命の人が現れなかったとしても、
私のような精子提供ボランティアからの精子提供を行い、若いときの健康な卵子で妊娠し、子供を授かることも可能なのです。
選択的シングルマザーになる決心はつかないけれど、将来子供が欲しいと思っている。とお考えであれば、まずは卵子凍結をすることをお薦めさせて頂きます。
運命の相手も精子提供者も、余裕を持って探すべきだと思いますから^^
輝のことをもっと知りたい方はこちらもご覧下さい↓
精子提供のご相談フォームはこちらです。
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